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株式会社渡辺商行
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代表挨拶
 21世紀に入り、情報技術はその発展の速度をさらに速めてきました。それに伴って経済活動の効率化も飛躍的に進み、次々と新しいビジネスが創出されるようになりました。社会構造や産業構造もグローバル化され、抜本的な変革がなされつつあります。
 そのような時代の中、私ども株式会社渡辺商行は、創業以来一貫して継続してきた「お客様ニーズ探求」に注力し、市場で常にユニークな位置を占め続けています。
 1930年(昭和5年)に輸出入の専門商社として発足した弊社は、1941年(昭和16年)にグループ内で最初の製造子会社を設立。戦前戦後の混乱期を経て、1950年代半ばからは理科医療用品の輸出入代理店を始めました。わが国の半導体産業発展に伴い、石英ガラスなどの電子工業用素材の国内販売に注力する一方、半導体プロセス製品の代理店となり、工業製品の専門商社として確固たる地位を築きました。
 また、半導体業界に関連した製品を製造するために、1960年代半ばより順次国内に製造子会社を設立、石英加工品、シリコーンゴム成形品、洗浄装置などの自社製品を製造販売し、米国にも販売・製造現地法人を設置しました。これらの製造子会社は、株式会社渡辺商行が収集した市場情報と得意先ニーズをベースに、独自に培った技術力を集積して世界に通用する高品質の製品を製造してまいりました。
 現在は弊社独自の技術に各大学教授陣の専門知識を交えながら、次世代半導体開発のための研究に励んでいます。その一方で、大切な地球環境を守るため、太陽光利用によるエネルギー資源の開発にも取り組んでおります。
 今後とも株式会社渡辺商行を中核とするグループ各社は、CS(顧客満足)を基本理念に揚げ、新たな創造力を発揮して新商品の開発に努め、常に業界の次なる発展に寄与することを目指しています。
代表取締役社長
楠原 一樹